終活を考えたときに、ペットについて悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。365日生活を共にするペットは、いわば家族の一員。ペットと一緒のお墓に入りたい、しっかりと供養してあげたいなど、いろいろな飼い主の想いがあるはずです。
そんな飼い主の希望を叶える、宮崎市清武町「大平山 明榮寺」のペット葬をご紹介します。
明榮寺には、ペットを埋葬する方法として樹木葬と手元育樹葬の2通りがあります。樹木葬はペット共葬といい、飼い主とペットが同じ場所に埋葬されます。一方、手元育樹葬の場合はペットのみを埋葬することが可能です。
ペット共葬は、お寺の境内にある桜や梅などの数種類からシンボルとなる樹木を選び、飼い主とペットのお骨を一緒に埋葬します。一般的にペットが飼い主と同じお墓に入るのは難しいとされています。明榮寺の住職・原大悟さんは、「家族として同じ時間を過ごしてきたペットが別のお墓に入るのは寂しいこと。飼い主と共に入る場所を作りたい」という想いから、ペットと一緒に入る樹木葬を始められたそうです。
ペット共葬の費用の一例は、飼い主の個人葬30~35万円に、ペット1体分の納骨費8万円が加えられる計算です。永代供養となり、基本的に維持費はかかりません。
かわいがっていたペットのお骨をそばに置いておきたいという方には、手元育樹葬がおすすめです。育樹玉にしたお骨を混ぜた土に植えられた樹木を自宅で育てるというのが手元育樹葬。オーナメントを飾ったり、お部屋のなかで緑としても楽しめるので新しい形のお仏壇ともいえますね。
費用は樹木の種類や鉢のサイズなどにより異なりますが、6万1000円から手元育樹葬を行うことができます。
別途手続き等が必要ですが、樹木が大きくなったら、お寺が管理する森に移植することも可能だそう。ペットを思い出しながら、樹木の成長を見守ることができるのは手元育樹葬ならではですね。
ペットとの暮らしを楽しむということは、ペットの最期を見届けるということでもあります。ご自身の終活を通して、ペットとのお別れを考えるヒントが明榮寺の取り組みにあるのではないでしょうか。
ご相談はホームページの専用フォーム、またはお電話で受け付けていますので、ペットの供養について気になった方はぜひお話を伺ってみてくださいね。
名称 | 大平山 明榮寺 (HP) |
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住所 | 〒889-1605 宮崎市清武町加納乙457 |
電話 |
0985-85-2073 ※午前9時~午後7時 |